ごあいさつ
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東雲館について |
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山の古宿
これは、吉野秀雄の「妙義山麗吟」に載っている歌で、2首目の「山の古宿」とは東雲館のことをしめしています。
古く大町桂月、著者「関東の山水より」の中に「余がやどりたる東雲館は、人家の最上層に有り。右に秩父連山を望み、左に赤城山を望む。前方に関東平野、その平原の未に筑波山孤立す」と書きました。歌人・若山牧水も旅の途中で当館に泊まりました。また、大衆作家として著名な子母沢寛は「私はよく上州の東雲館という旅館の鯉こくがうまくて、ここに滞在しては書いた」と述懐しています。
東雲館は、妙義山の歴史と文化を背負って今日まで過ごしてきました。これからも”心のふれあい”を大切にしてきた長い伝統を守って、お客様に誠実で、ゆきとどいたサービスをモットーに励み、努めるつもりです。 |
主人敬白
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